入院中、怖かった時。


毎年、夏の花火大会を見に行くのを楽しみにしていたけれど、その年は入院中でした。

手術も終えて数日後、病院内を歩く事は出来て、花火がもしかしたら病院屋上から見れるのでは?とソワソワしていました。

同じ病室で1日違いで手術を行った、同年代の友人も出来ていて、屋上で花火大会を見ようと誘い、二人で夕食後、エレベーターに乗り、病院の屋上へ行きました。

普段、何も使っていない屋上のようで、明かりの無い暗い中でしたが、花火が半分見えて、それでも嬉しくしばらく魅入っていたのですが、ちょっと気味が悪く思えていたのは、友人も同じだったようです。

その時、エレベーターが上がってきて、『あっ、誰か見に来たのかしら?』
と思い二人でエレベーターの開くのを見ていたら誰も乗っていなく、
『きゃー😱』
っと二人エレベーターに走り乗り、下に降りて行きました。
怖かった〜。。。


その友人とは、今も付き合いがあります。
彼女は、リンパにガンがいってなかったものの、乳頭近くの乳がんだったため、片胸全摘出して、一部切除の私よりきっと哀しい思いをした事と思っています。
手術後5年位は検査に通い、予防の薬も飲んでしたようですが、今は薬も飲まず、通院も終わり元気です。
彼女がガンから離れ、私も嬉しく思います。


《今日の作品》
鯉のぼりに乗った金太郎です。これからたくさん作ります😊
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