子供の門限。

子育てをしていた頃、良く子供の友達が遊びに来ていました。
私達の子供の頃と違い、部屋の中でゲームをする遊びが多くなり、ずっと部屋に籠ってドアを閉めています。

私はお菓子や飲み物を必ず持って行き、声をかけるようにしていました。
おやつをたっぷり出しすぎていたかもしれません。
お腹が満足している方が、みんな穏やかですしね。


でも、うちの門限に、子供達にも合わせてもらいました。


前にも書きましたが、うちは年寄りもいたので、夕食が6時でした。
だから子供達の門限も6時です。


冬の暗くなる頃は5時にもなりました。


遊びに来る子にも、その時間になると帰るように促します。
そんな中、女の子でも、
『うちは門限が無いから。。。』
と言うと子がいました。


『うちは6時までしか遊べないから、○○ちゃんも帰りなさい。』
と帰らせました。


うちは門限が無いから、の続きの言葉は、何時まで遊んでも怒られない、ですよね。。


娘と門限が必要か?と話し合った時があります。


私もですが、娘も必要だと言いました。
娘の目でも、門限の無い子たちがどうだったか見てきたのでしょう。


子供達の通った公立中学校は、ガラが良くありませんでした。中学生から不良になってしまった、知っている子達がいました。
きっかけは簡単に側にある危機感も親としてはありました。


昔、私自身も、門限に厳しく育ち、遅れると叱られるので、良く慌てて帰宅していました。家から追い出されますから。


部活も早めに切り上げて帰宅しなければならないほどで、門限を憎む気持ちもかなりありました。


それで自分が守られていたと、成人になり、子供を持ち思えたのです。
娘は学生の頃にそう思ってくれたので、反抗する事も無く、良かったです。


子供を守る手段の一つ、大切な一つと私は思っています。


塾やアルバイトで、門限もいい加減になりますが、終わる時間を聞けば何時まで家に帰れるか分かります。


夜中なのに、塾帰りで話し込んでいる中学生を見かけると、やっぱり思います。


『早く帰りなさい』と。


《今日の作品》
七宝焼のペンダントです。
銅板に銀を貼り、ガラスを焼き付ける物は、輝きを増します。
一手間の価値有りです😊
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