実家のお墓事情。
父が亡くなった時、実家はお墓を持ってませんでした。
父は、亡くなる前に、
『自分は親兄弟が入っている墓に入る。』
と、決めていました。
横浜から近くなら良いのですが、四国です。
遠いです。その頃は私の兄弟も皆、横浜にいたのですから。
お葬式に飛行機で駆けつけてくれた、父の姉、甥、姪、の6人。
急な事で、大変だったと思います。とても嬉しかったです。
でも、父は知っていても、私達兄弟は初めて逢う人が多かったです。
それでも、核心の、
『父は四国のお墓に入りたいと言っていましたが。。。。。』
と話してみました。
やんわりと断られました。
それで良かったのです。
父の実家のお墓と言っても、もう管理している代も違います。
そして、お彼岸、お盆とお墓参りに行きたいと思っても、四国では遠いです。
亡くなった父には申し訳ないのですが、近くの東京湾の見える丘の上のお墓を購入しました。
そのお墓には、○○家とは書いてありません。
《安穏》と宇野千代さんの描いた桜を真似して書いてあります。
これは私が皆んなと相談しながらも、選びました。
安らかにはお墓に入っている人に対して。
穏やかには、お墓をお参りに来る人に対して。
そのような文字に見えて、お墓に書くのにとても良い言葉だと思えました。
姉が、ご主人の遠い故郷のお墓には入らず、ここにすると言ったのもありますが、姉妹の多い私たち、誰でも入れるようにです。
でも、私はそのお墓には入りません。
婚家の太平洋の見えるお寺のお墓に入るでしょう。
私の死後は、家族の思うままにしてもらいましょう。
残った人達の心の済むようにです。
私たちも、心の済むように父のお墓を建てたのですからね(^人^)
お墓詣りに度々行けて、私達は満足しています。
どうか、自由になった心で、故郷も見守っていてくれればと思います。
今晩から天気が崩れるようですね。
梅雨入りになるのでしょうか?
梅雨の時期、湿気取りしないとカビますね〜(*_*)
でも、楽しみましょう。
楽しめる事を探してね(^人^)
《今日の作品》
七宝焼で描いた赤富士です。西側に飾っています。
この形で富士山に見える?!
嬉しい事です(*^^*)