泣かれて。

病気になると、かえって弱気になれません。


周りの心配してくれる人が、それ以上心配を増長させてはいけないと思えて。



弱気に、話すと解決策を考えてくれるのも、困る、必要無い事です。



転移が分かった時、母に泣かれました。
『私の肝臓あげる‼︎』
っと。
いやいや、治療方法が違います。って歳とった母から何故もらえましょう。


私の乳ガン転移は手術しないで、抗がん剤とホルモン剤で治すのですから。


泣かせてしまい。。。ごめんなさい。


妹にも泣かれました。
『何故、きんさんばかり、そんな目にあう。』
っと。


私で良かったのだよ、きっと。
心配かけてゴメン。



友達にも泣かれました。
『私の大切な友達が。。。』
っと。


きっと治して、元気になれるから。。。
ごめんね。。。


そんな私が誰に弱気を話せるか。。。


同じ痛みを持った人です。


大腸ガンを同じ頃手術した友達がいます。
その友達も検査の不安を私に語ります。
私も不安で押し潰されそうな時は、彼女に語ります。


ガン=死ではありません。
早期に見つかれば、一回の手術で治ります。


心配してくれるのは、とてもとてもとても嬉しいのですが、弱気を見せられない自分を、しっかりと固めて作ってしまいます。


泣かれてしまうので、私は泣けません
(T . T)


よく遊ぶ友達はさり気なく気を遣ってくれて、病気には触れません。


だから、会えます。
楽しい一日を過ごす為に。


皆んなに思っています。
ご心配かけ申し訳無いです
(>人<;)



体調の悪いのは、我慢してはいけません。
本人しかわからないのですから、言って、対処しましょう。


決して我慢しないで下さいね!


《今日の作品》
午年の七宝焼の壁飾りです。
12年前に作った物を少し派手に手直ししました。
年取ると、派手にしたくなるものですね〜(^○^)

七宝焼は重ね焼き出来るので、その点も楽しめます(^^)

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