お年寄りの言う平気は平気では無い。
『自分で出来る!』
『手を借りなくても平気!』
と、これは大変だから手伝おうと思った事でも、断られます。
そんな時引き下がらずに手伝います。
『大丈夫よ。いいから!』
と言われても、これは一人では私でも嫌だな〜っと思える事だったら、少々しつこく。。。
『今、暇だから。』
『一緒に作った方が早く出来るから。』
っと言って、一緒にやります。
例えば、カラーボックスの組み立てや衣装棚の組み立てや重いものを持つ時。
高い場所を椅子に乗って作業しようとしている時。。。
『平気と言うから、良いのでは?』
と思うかもしれませんが、意地で言っている時もあります。
本当に平気だと思ってる時もあります。
でも、大抵終わった時は感謝してくれます。
昔、一人暮らしの歳とった父の洗濯物を干してあげた事が数回あります。
普通の洗濯バサミが付いている干す物、一つ分ほどの洗濯物です。
5分もかかりませんよね。
でも、
『早いなぁ〜』
っと眺めていました。
『自分で干すと30分はかかるんだ。』
っと。
そんなに大変なのかと驚きました。
缶ビールのプルトップを外す力も無くなっていた頃です。
そんな些細な事でしたが、これが心に残りました。
きっかけだったかもしれません。
相手が怒らない程度に、お節介になるかもしれませんが手伝おうと思えました。
簡単な事が簡単に出来なくなる。
老いはそういうものなのですね。
本人が一番焦れったく思っているのでしょう。
ゆっくり行えば出来ると思える毎日の事は、手を出しませんけどね(^^)
同居の義母が少しづつ老いてきたのを感じます。
嫁として、心の準備をしていかなければならないと、少しの危機感を感じるこの頃です。
介護方法を知るために、介護の資格を取る方もいると聞きました。
介護の仕事をしている知人も増えました。
分からない時は聞こうと思います。
前もって準備はしようと思いません。
私に出来ることも限られています。
自分の老いも感じるこの頃(*_*)。。。
《今日の作品》
猫の形に銅板を切りました。自分で銅板を切って作れる手軽さから、冒険心がムクムク出て、面白い物ばかり作ってしまいました(*_*)
材料高いと無難に作りますf^_^;)