藁葺き屋根の田舎の思い出。

子供の頃、母の実家に良く行きました。


兄弟が多いので、休みの間、数人面倒見てもらっていたようです。


今、同居しているから、あの頃の田舎の叔母のいつも機嫌悪い顔の意味が良くわかります(*_*)


それでも、小学生のその頃は、広々とした田舎で良く遊び、星もとても綺麗だったし、楽しかったことを思い出します。


大きな藁葺き屋根の農家の家でした。


お風呂と、トイレは外にありました。


トイレは、肥料としても使うので、大きな穴に板が二枚渡してある、子供心に落ちそうで怖くて、臭くて、余り行きたくないトイレでした。


外にあるので、夜行くのもとても怖かったのを覚えています。


そしてお風呂は五右衛門風呂です。


薪で沸かすので、壁は少しでも身体が触ると、真っ黒なすすが付きます。


まあるい鉄製のお風呂に浮いている、まあるい板を、平らに踏んで沈めて入ります。
なかなか難しくて、それも怖々でした。


五右衛門風呂に昔入ったのよ♪
と今ならちょっと自慢できますね(^^)?!


藁葺き屋根の家のぼこぼことした土間で、叔父と叔母が年末にはお餅つきをしていた光景も思い浮かぶ事が出来ます。
ほこりだらけの、大晦日の大掃除でさえ懐かしく思えます。


今の良い香りと言えるものとは程遠いのですが、あの藁葺き屋根の家で嗅いだ香りが、無性に懐かしく思える時があります。(トイレのではありません(^。^;)


今は、立派な大きな家に建て替えて過ごしています。


でも、子供の頃お世話になったのに、ご無沙汰して、家には20年近く行ってません。


数年前から遊びに来るように、誘いも何度か貰ってます。


年老いた叔父、叔母。
おばさんとなった従姉達に会いに今年は行きたいと、一年の始まりに思いました。


さて、お土産は何にしましょう(^^)


水田の町。
星を見渡して目に焼き付けてきたいです(*^.^*)




冬は写真を綺麗に写せるそうですね。


娘夫婦が結婚式の写真を3年前の12月、横浜、大桟橋で写した時に聞きました。


ブログで、皆さんの写した素敵な写真見ることも、私はとても癒されています。


時は過ぎます。今の素敵な写真がきっとこれからの宝物になると、思えます(*^.^*)


素敵な時をお過ごし下さい(^人^)



《今日の作品》

吊るし雛の鞠です。

これも意味があります。

お初正月に飾る縁起物で、幼子の遊び道具でもあります。
丸々と円満に弾む心豊かな暮らしへの願いが込められています。

意味を知りながら作ることも大切ですね(^^)

この鞠はキットになって売っていたものを作りました。

思ったより、手間がかかりました。

実はあと2セット買ってあります。

孫娘の吊るし雛用になのですが、いつ出来るかしら(^。^;)

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