お雛様。
6人姉妹弟、3女の私はお雛様を持っていないです。
子供の頃の家にはお雛様や兜は無く、クリスマスにサンタも来なかったです。
七五三の写真は長女(姉)のだけがありました。
七五三の着物はあったのに、母は二女からは着せて写真を撮ることはしませんでした、子育てに忙しかったのでしょう。
子供の頃、全てに憧れはそれなりにありましたが、それを言うことは無く過ごしていました。
結婚して、同居して、家には義妹のお雛様が毎年飾られてました。
大きな段飾りのお雛様がありましたが、平らに棚の上に並べられ、"取り敢えずお嫁に行くまでは出して飾る"って感じでした。
その少々古くなったお雛様を毎年見て思いました。
「私は持ってなくて良かったのだろう。」
と。
その後娘が生まれたとき、初節句にお雛様を買うのは母方の実家と聞きましたが、自分で買うことにしました。
「これしかない!!」
と思える、気に入ったお雛様が新聞に載っていて、一目惚れしたのです。
ガラスケースに並ぶ"立ち雛"
礼の宮さまご成婚記念のお雛様です。
飾りが少なくコンパクト、清楚で美しい、きっとお嫁に行っても持って行ってくれる!!
大人になっても飾ってくれる!!
子供好みと言うより大人好みですね(#^.^#)
でも女性って、大人になってから方が長く生きるし、ずっと飾れるお雛様だと思えたし。。。フフフ♪私の一目惚れですが。
義妹がお嫁に行くまでは、棚の上にガラスケースに入った娘のお雛様と、義妹のお雛様が所狭しと並べられてました。
お嫁に行った後は、娘のお雛様だけになり、棚の上にガラスケースに入れて毎年飾りました。
娘が結婚して、子供もまだでアパートに住む頃は、まだ実家。置くところが無いと。。。
孫娘が生まれて初節句は、旦那様の実家へ飾って貰い御祝いしました。終わったら実家にお雛様は戻ってきて仕舞い。。。
(おやっ?こんなはずでは無かったと。。。( ゜o゜))
昨年、娘夫婦も家を買ったので、ようやく娘のお雛様は姉孫のお雛様として娘宅へ嫁ぎ?ました。
華やかさが無いので、姉孫はこのお雛様で喜んでくれるか?不安でしたが、この写真。
きっと長く、永く、ババの一目惚れしたお雛様を愛でてくれると思えました(^^)
このお雛様、娘ので、孫娘で、私のでもあったのですね(今頃気がつきました(^^))