(癌を治して)戻っておいで。

仕事をしている彼女側を通り過ぎる時に、目が合ってしまった。


「話したいから待って!」
目を離さず目で語っていた。


足を止めて少し離れた場所で彼女を待ち、話した。


"ヤバイバイ!!彼女と話して私は平常心でいられるか。。。"


事務所を少し出た所で立ち話。


辞めることを耳に入れていた。


彼女は移動になったけど、昨年までは私達担当の社員さん。


話さなければと思ってはいたけど、私の性格で先伸ばしに。


辞める理由の一通り身体の状況を話した。
見た目にも少し変わった私の姿(青白い顔に少し痩せた)もマジマジと見て、労りの言葉をかけてくれた。


残念だと、
身体を大切にと、


そして、治ったら戻って来てと。。。


これは駄目です、泣けます(ToT)


「もう、53才だから雇ってもらえませんよ~(ToT)」


「平気ですよ。」
と。


彼女が自信ある言葉で言ってくれると、又戻れる気がした(*´-`)


「治して戻るので、待ってて下さい。」
涙が流れないように、押さえながら微笑んで答えて話しを終えた。


嬉しい言葉の宝物、頑張れる。


職場で何時も一緒に仕事する人も、
「その抗がん剤は良く効くと聞いたよ。」
っと。心強い言葉。
多くを語らなくても、心配して、仕事をいつも補助してくれている。


仕事に行き、感謝をたくさん持ち帰り、
夕飯は少し多めに美味しく食べれた。


マイナスばかりではありません。
些細な事もプラスになります。


どうぞ素敵な1日を(^人^)


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七宝焼のリップミラーです(#^.^#)